サッスオーロ攻撃陣躍動、ユベントスは2度追いつくもミスが絡んで今季初黒星【セリエA】

[写真:Getty Images]

ユベントスは23日、セリエA第5節でサッスオーロとのアウェイ戦に臨み、2-4で敗戦した。

前節ラツィオ戦をヴラホビッチとキエーザの2トップ揃い踏み弾で3-1と快勝したユベントス(勝ち点10)は、ラツィオ戦同様のスタメンで臨んだ。

1勝3敗スタートのサッスオーロに対し、立ち上がりから圧力をかけたユベントスだったが、12分に失点する。

ボックス手前からロリエンテにより放たれた強烈なシュートはGKシュチェスニーの正面だったが、雨によりスリッピーだったこともあり、防ぎきれなかった。

それでも21分、ユベントスがすかさず追いつく。左サイドからのキエーザのインスウィングクロスにファーサイドのマッケニーが飛び込むと、相手DFのオウンゴールを誘った。

試合を振り出しに戻して勢い付くユベントスは29分、分厚い攻めを見せた流れからロカテッリが際どいミドルシュートを浴びせる。

38分にはCKの流れからピンチを迎えるも、トレソルディのヘディングシュートを、GKシュチェスニーが先ほどのミスを挽回するビッグセーブで凌いだ。

しかし41分、自陣でのミスパスからショートカウンターを受けると、最後はペナルティアーク中央のベラルディにダイクレトシュートを決められ、勝ち越されてしまう。

ユベントス1点ビハインドで迎えた後半、イリングとファジョーリを投入するも、主導権を握り切れない展開が続く。

63分には大ピンチを迎えたが、ロリエンテのシュートが枠を外れて助かった。すると65分には同点の好機を迎えるも、ラビオのラストパスを受けたヴラホビッチのシュートはダフッて枠には飛ばせない。

ここからオープンな展開となった中、78分にユベントスに同点弾。決めたのは絶好調キエーザ。サイド攻撃で揺さぶった流れからファジョーリのパスをボックス左からダイレクトで蹴り込んだ。

しかし82分、三度勝ち越される。ロリエンテの強烈なミドルをGKシュチェスニーが弾くと、ルーズボールをピナモンティにヘッドで押し込まれた。

そして追加タイムにデフレルのシュートがバーに直撃した直後、ガッティの衝撃のオウンゴールでタイムアップ。ミスが響き、今季初黒星を喫している。

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