エンゼルスがツインズとの接戦を制す 5人の投手による完封リレー

【エンゼルス1-0ツインズ】@ターゲット・フィールド

エンゼルスは4回表にジョー・アデルの3号ソロで先制すると、先発のケニー・ローゼンバーグをはじめとする5人の投手による完封リレーで1点のリードを死守。前日の試合で地区優勝を決めたツインズを相手に1対0の完封勝利を収めた。ローゼンバーグは5回5安打無失点で2勝目(2敗)をマークし、エンゼルス5番手のカルロス・エステベスは31セーブ目。ツインズ先発のソニー・グレイは6回4安打1失点で8敗目(8勝)を喫した。

エンゼルスが粘り強い戦いで今季70勝目を手にした。1回裏二死満塁のピンチを切り抜けると、2回表と3回表の先制機は生かせなかったものの、4回表の先頭打者アデルが3号ソロを放って1点を先制。ローゼンバーグは毎回のように走者を出しながらも5イニングを無失点に抑えた。

6回裏を2番手のジミー・ハーゲット、7回裏を3番手のベン・ジョイスが三者凡退に抑えたあと、8回裏は4番手のホセ・ソリアーノが死球で走者を出したが、エデュアルド・ジュリエンの打球を遊撃デービッド・フレッチャーが華麗にさばき、6-4-3の併殺でイニング終了。9回表一死1・2塁の好機を生かせなかったものの、9回裏はクローザーのエステベスが締めくくった。

28歳の新人左腕ローゼンバーグは「メジャーで投げるのは楽しい。僕は28歳だから(マイナーで)我慢を強いられた時期もあった。マイナーで600イニング以上投げているからね」とコメント。「一応ルーキーだけれど、先発登板はたくさん経験してきた。メジャーでも打者をアウトにできるという自信はあったよ」と誇らしげに語った。

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