総社市長選告示 現新2人が立候補 8年ぶり選挙戦 10月1日投開票

(左から届け出順に)片岡聡一氏、小西彦治氏

 任期満了に伴う総社市長選は24日、告示され、現職で5選を目指す片岡聡一氏(64)と、新人で元兵庫県議の小西彦治氏(51)の無所属2人が立候補し、2015年以来8年ぶりの選挙戦が始まった。10月1日に投開票される。

 子育て支援や障害者雇用などに取り組んできた4期16年の片岡市政への評価が焦点。市全体の人口が増加傾向にある中で過疎、高齢化が進む地域の活性化策なども問われる。連合岡山が片岡氏を推薦している。

 片岡氏は出陣式や街頭で支持を訴え「優しさが根底にある市政をつくり上げる」と強調。小西氏は立候補を届け出た後、報道陣を前に「災害対策や高齢者の足の確保に取り組む」と述べた。

 投票は10月1日午前7時から午後6時まで市内35カ所で行われ、同7時半から市民会館(同市中央)で開票される。

 有権者数(23日現在)は5万6446人(男2万7170人、女2万9276人)。

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