米人気女優、共演者への「トランスジェンダー嫌悪」コメントを謝罪 SNS上で騒動→本人に連絡

歌手で女優のエマ・ロバーツ(32)が、「トランスフォビア(トランスジェンダー嫌悪)」とみなされたアンジェリカ・ロス(42)へのコメントについて謝罪したという。アンジェリカは19歳の時に女性として生きる決意をして性転換手術を受け、以降は実業家、女優として活躍している。

エマは、ドラマ『アメリカン・ホラー・ストーリー』の共演者であるアンジェリカからトランスフォビア的な発言をされたとの主張をされ、SNS上で騒動の渦中にいた。しかし、24時間経たないうちにアンジェリカは、エマから謝罪の連絡があったことをXに明かした。

「エマ、あなたの行動が共演者としてふさわしくなかったことを認め、謝罪の電話をしてしてくれてありがとう。より良い行動を取りたい、あなたのプラットフォームで社会正義を支援したいという願いを見守るために、今後も交流を続けるわ」

アンジェリカはその前日、フォロワーに向けてインスタライブを開始。エマがドラマの撮影現場で自分が唯一の女性とほのめかしたとしてこう話していた。「私が話してるのは間違いなくE.R.さんのこと。監督が私たちに『レディース、もういいかい、仕事に戻ろう』と言ったら、エマは私を見て、『レディでしょ?』だって」

「そして彼女はくるりと背を向け、口を覆ったけど、私がカメラに映った彼女の後姿を見つめながら、『今何て言ったの?』と思っているのを本人は知らない。もし私が今何か言ったら、私の方が問題を起こしていると取られると思った。以前、彼女の振る舞いについて声を上げた人が、しっぺ返しを食らっていたから。それ以来、私はあの女とは一度も口をきかなかったわ!」

(BANG Media International/よろず~ニュース)

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