心引かれる風景を切手に さいたま国際芸術祭のフレーム切手発売 84円切手10枚で構成、市内99郵便局で販売

さいたま国際芸術祭2023のオリジナルフレーム切手

 日本郵便関東支社は22日、さいたま国際芸術祭2023のオリジナルフレーム切手の販売を開始した。販売を記念して、さいたま中央郵便局の新井敦局長らが21日、埼玉県さいたま市役所を訪問し、清水勇人市長にオリジナルフレーム切手を贈呈した。

 芸術祭のフレーム切手は、1シートが84円切手10枚で構成され、税込み1530円。298シートを用意し、市内の99郵便局で販売する。切手に使用されているのは、芸術祭のディレクターの1人、荒神明香さんが市内の景色を撮影した写真。芸術祭のテーマ「わたしたち」につながり、心引かれながらもどこか捉えどころのないような魅力を持つ風景を選んだという。

 郵便局側は「市民の皆さんと一緒に芸術祭を盛り上げていきたい」と話し、清水市長は「アフターコロナの象徴的な事業として、大変力を入れている。記念切手を製作していただき、心から感謝します」と応じていた。

郵便局側から清水勇人市長(中央)に、さいたま国際芸術祭のオリジナルフレーム切手が贈呈された=21日午後、さいたま市役所

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