CS進出の起爆剤で再昇格なるか!?2打席連続HRでアピールの秋広優人/門脇誠に負けられない坂本勇人以上の存在感放てる巨人2軍に潜む俊足好打者とは!?

オコエ瑠偉が2打席連続ホームラン

9月23日、浦安市運動公園野球場で行なわれたイースタン・リーグの千葉ロッテマリーンズ戦に、「1番・中堅」で先発出場したオコエ瑠偉は、5打数3安打2打点2HR。4号、5号ソロホームランと2打席連続ホームランを放ち、1軍再昇格へアピールした。

6回、先頭打者で打席に立ったオコエ瑠偉は、千葉ロッテマリーンズ先発の唐川侑己の7球目136kmカットボールを完璧に捉え、右中間スタンドへ叩き込む4号ソロホームランを放った。

さらに、8回先頭打者で打席に立つと、オコエ瑠偉は千葉ロッテマリーンズ3番手・高野脩汰の2球目134kmストレートを弾き返し、レフトスタンドへ運ぶ5号ソロホームランを放ち、2打席連続ホームランを記録した。

最後は10回、2アウト走者なしの場面で、千葉ロッテマリーンズ5番手・佐藤奨真の5球目121kmフォークをセンターへ運ぶヒットを放ち、今シーズン3度目の猛打賞を記録した。

オコエ瑠偉は、丸佳浩が左ヒザのケガで戦線離脱していた為、8月3日に一軍へ合流したものの8打数1安打6三振。一軍でアピールする絶好のチャンスだったが、結果を出せないまま8月11日の千葉ロッテマリーンズ戦からファーム行きとなっていた。

1軍では同じ外野手で1塁も守れる秋広優人が主軸に定着し、 門脇誠、中山礼都などの若手が急成長しつつあり、オコエ瑠偉に焦りが見え始めている。

クライマックスシリーズ進出の起爆剤として、今シーズンもう一度1軍昇格を果たし、秋広優人、門脇誠、中山礼都に負けない活躍で1軍定着を勝ち取ってもらいたい。

© 株式会社日本文芸社