知ってたら犬博士!?日本ではなかなか見かけない『珍しい犬種』4選!それぞれの特徴とは?

1.アフガンハウンド

日本ではなかなか見かけない犬種のひとつが「アフガンハウンド」です。

2022年の段階で『JKC(一般社団法人ジャパンケネルクラブ)』には39頭のアフガンハウンドが登録されています。愛犬家には知名度が高そうな犬種ですが、実は日本ではあまり飼育されていないようですね。

アフガンハウンドはその名の通りアフガニスタンが原産の大型犬で、長く美しい被毛と優雅な体つきをしています。

目で獲物を追う視覚ハウンドグループに分類されるため、独立心が旺盛でマイペース。飼い主さんとも、あまりベタベタした関係は好みません。

クールでエレガントなアフガンハウンドは、ドッグショーでも注目の的となる存在です。

2.シャーペイ

シワだらけの体とつぶらな瞳が特徴の「シャーペイ」も日本では見かけることが少ない珍しい犬種です。2022年の段階ではJKCに25頭しか登録されていません。

中国が原産の中型犬であるシャーペイは、絶滅の危機に瀕したことがあるほど希少な犬であり、世界中でも飼育されている個体数はかなり少ないといわれています。

性格はとても落ち着いていて、感情を表に出すことはあまりないでしょう。飼い主には従順ですが、古くに番犬や闘犬として使われていた名残から警戒心が強い一面もあります。

近年は交配によって温厚な個体が増えているようですが、しっかりとした躾が必要です。

3.ムーディ

「ムーディ」はハンガリーが原産の中型の牧羊犬です。

2022年の日本での登録数はわずか1頭!世界的にも数千匹しかいないといわれている非常に珍しい犬種なので、ムーディを実際に見たことがある方はほとんどいないでしょう。

ムーディは被毛が特徴的で、前足と顔の毛は直毛、それ以外の毛は巻き毛という少し不思議な見た目をしています。

性格は忠誠心が強く、飼い主に従順でとても利口。警戒心は強いほうなので番犬としても活躍できます。順応性が高いともいわれているため、ムーディは日本でも飼いやすい犬種だといわれています。

4.アイリッシュウルフハウンド

「アイリッシュウルフハウンド」も日本ではほとんど見かけることがないでしょう。

アイリッシュウルフハウンドはアイルランドで猟犬として使役されていた超大型犬で、その体高は全犬種の中で最も高い79cm以上にもなります。

「ウルフ」という名前から怖そうなイメージを持たれるかもしれませんが、実はとても温厚な性格をしていて「ジェントル・ジャイアント」という別名がつけられるほど。犬とも人とも仲良くなれる穏やかさを持っています。

住居が狭い日本では2022年に20頭しか登録されていませんが、ヨーロッパではとても人気がある犬種です。

まとめ

今回、日本では珍しい犬を5種類ご紹介しましたが、みなさんはご存じでしたでしょうか。

「ぜんぶ知ってる!」「見たことある!」という方は、犬博士といっても過言ではありません!

他にも「日本では見かけないけど世界では人気」という犬種はたくさんいますので、ぜひ図鑑などで調べてみてくださいね。

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