圧力鍋で大けがをする!?絶対にやってはいけない『5つのタブー』

圧力鍋、使い方を間違えると危ない目に遭うかも!

圧力鍋を使用した調理を行うと、料理の出来栄えがアップするだけでなく、時短もできてとても便利ですよね。しかし、圧力鍋の使い方を間違えてしまうと、思いがけないトラブルを招く可能性もあります。

場合によっては、非常に危険な目に遭ってしまうこともあるので要注意!圧力鍋にすべきではないタブーを把握し、注意して圧力鍋を使用しましょう。

圧力鍋に絶対にやってはいけない『5つのタブー』

圧力鍋に絶対にしてはいけないことは、以下の通りです。

1.容量を守らない

圧力鍋には、守るべき内容量が存在しています。圧力鍋の内側を確認し、最低量と最大量を守らないまま圧力鍋を使用すると、とんでもない事態を招いてしまうかもしれません。

  • 空焚きする…鍋そのものがダメになってしまう・鍋底が焦げ付く
  • 最低水分量以下の水と食材を入れないまま加圧する…圧力鍋は10分加熱すると200mlの水分が蒸発するので、最低水分量を守らないと焦げ付く
  • 最大量をオーバーして食材を加圧する…蒸気口から水分や食材が飛び出てきて、非常に危険

守るべき容量を守らないと、圧力鍋がダメになってしまいます。買い直しにはそれなりの金額がかかるので、内容量はしっかりと把握しておきましょう。

2.とろみのあるものを調理する

とろみがあるものを圧力鍋で加熱すると、以下のことが起きやすくなります。

  • 蒸気口に食材が張り付き、圧力鍋の内側に過度な圧力がかかってしまう
  • 思いのほか食材が膨らむことがある

蒸気口をふさいでしまうと、最悪の場合圧力鍋が爆発するため非常に危険です。人に当たってしまうと、死亡事故につながります。

3.衝撃を与える

圧力鍋にいたずらに衝撃を与えるのは、危険な行動です。

  • 圧力がかかっていない状態…鍋そのものが重いので、足などに落とすとけがをする
  • 圧力がかかっている状態…ふたや内容物が飛び出し、やけどやケガの原因につながる

なんらかの事情で圧がかかっている鍋を早く冷まさなければならないからといって、無理やり力を込めてふたを開けてしまうのはNG!安全装置がついているので、相当な力を加えない限るふたは開きません。

ふたが開かないからといって、鍋を床にたたきつけたり、高い場所から落下させて衝撃を与えてしまうと、上記のようなことが起きてしまいます。

4.使った後のメンテナンスをサボりがち

圧力鍋は、思いだけでなくパーツがたくさんあるキッチンアイテムです。

  • 鍋本体
  • ふた
  • ふたについているパッキン
  • おもり
  • 蒸気口など

特にふた部分についている付属品の数は非常に多く、簡単に取り外せないものも多くあります。料理をして疲れているかもしれませんが、ふたの付属品はすべて取り外して丁寧に洗いましょう。

洗い残しがあると、衛生面に不安が残るだけでなく、残飯が蒸気口をふさいでしまい、次回使用するとき危険な状態になってしまう恐れがあります。

5.正しく部品を設置しているか確認しないまま、使用し始める

上記でも紹介したように、圧力鍋には多くのパーツがあります。それらのパーツを正しく設置して固定しておかなければ、圧力鍋は正しく使用できません。

  • 圧がかからない
  • 蒸気の抜け道がなくなってしまうなど

説明書をしっかりと確認すれば、どこになにがどのように設置されておくべきか記載されています。使用前にしっかりと確認し、安全であることをたしかめて使い始めましょう。

まとめ

圧力鍋は、使い方を間違えてしまうと非常に危険!ほかのキッチンアイテムとは違うものであることを認識し、安全な状態であることを確認して、使い方を守って調理しましょう。

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