秋の高原でご当地グルメ楽しむ 真庭・蒜山地域で海山マルシェ

大勢の家族連れらでにぎわう「海山マルシェ」の蒜山高原三木ケ原会場

 岡山県内外の特産品を集めた「海山マルシェ」(真庭市などでつくる実行委主催)が24日、同市蒜山地域で開かれ、多くの家族連れらが秋の高原でご当地グルメを楽しんだ。

 観光施設・グリーナブルヒルゼン(同市蒜山上福田)など5会場で開催。メイン会場の蒜山高原三木ケ原(同所)には、真庭市のひるぜん焼そばやジビエバーガー、新見市の千屋牛の串焼きなど51団体による出店がずらりと並んだ。わら焼きを実演する高知県のカツオのたたきや鳥取県の二十世紀梨など海山の名産がそろい、観光客らが列をつくった。

 家族4人で訪れた福山市立御野小1年の児童(7)は「おいしそうな食べ物がたくさんあって、楽しい」と喜んだ。

 マルシェは1996年から三木ケ原で開かれた「海の市・山の市」が前身。蒜山各地への周遊を促す狙いで、2021年から会場を分散実施している。

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