久保が先制弾で今季4点目、ソシエダがヘタフェとのシーソーゲームを制して今季2勝目【ラ・リーガ】

[写真:Getty Images]

レアル・ソシエダは23日、ラ・リーガ第6節でヘタフェをホームに迎え、4-3で競り勝った。ソシエダのMF久保建英はフル出場している。

前節レアル・マドリー戦では久保がインパクトあるパフォーマンスを見せたものの逆転負けとなったソシエダ(勝ち点6)は、4日前に行われたチャンピオンズリーグ初戦ではインテル相手に優勢に進めながら1-1のドローに持ち込まれた。そのインテル戦のスタメンから4選手を変更。久保はサディク、バレネチェアらと3トップを形成した。

2勝1分け2敗スタートのヘタフェ(勝ち点7)に対し、[4-3-3]で臨んだソシエダは開始2分、久保がゴールを挙げる。ブライス・メンデスのボール奪取からラストパスを受けた久保がボックス右に走り込み、左足ダイレクトで蹴り込んだ。

久保の今季4点目で堅守ヘタフェからあっさりとゴールを奪う良い入りを見せたソシエダは、球際の攻防で負けることなく時間を進めていく。

そんな中33分にはCKからマクシモビッチにヘディングシュートを打たれるもGKレミロの正面で助かった。しかし39分に追いつかれる。ディエゴ・リコの左クロスからアレーニャに打点の高いヘディングシュートを決められた。

さらに追加タイム2分、アマリ・トラオレがマタに競り負けたプレーから、ル・ノルマンがボックス内でマジョラルを倒してしまいPKを献上。

これをマジョラルに決められて逆転されたソシエダは迎えた後半、押し込む時間を増やしたものの崩しきれないことを受けて58分にオヤルサバル、メリーノ、スビメンディの主力3選手を投入する。

すると60分にPKを獲得。ブライス・メンデスがドリブルでボックス内に侵入したところでミトロビッチに倒された。これをオヤルサバルが決め、ソシエダが追いついた。

64分にスローインの流れからダミアン・スアレスに決定的なシュートを許したソシエダだったが、66分に勝ち越しに成功する。ロングスローをパンチングでクリアにかかったGKソリアが被ったところ、無人のゴールにブライス・メンデスがヘディングで押し込んだ。

その後、グリーンウッドを投入してきたヘタフェだったが、88分にソシエダが勝負を決める4点目。ブライス・メンデスの浮き球フィードでボックス内に侵入したメリーノがディフェンスライン裏を取りダイレクトパス。これをオヤルサバルが蹴り込んだ。

追加タイムにラタサにゴールを許して1点差に詰め寄られたソシエダだったが、4-3で勝利。シーソーゲームを制し、今季2勝目を挙げている。

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