瀬戸大橋 クラシックカーで渡ろう 開通35周年記念し10月開催

愛車の三菱500とともに「瀬戸大橋ビッグラン」への参加を呼びかける片山さん

 瀬戸大橋開通(1988年)から35周年を記念し、クラシックカーを連ねて橋を渡る「瀬戸大橋ビッグラン」が10月28日、倉敷市児島地区を発着点に開かれる。同地区特産のジーンズ製品の着用を条件とし、地場産業もPR。主催者は「節目の年を多くの人と祝いたい」と今月30日まで参加者を募っている。

 三菱自動車初の量産乗用車「三菱500」のオーナーズクラブ会長で、レストラン経営の片山章一さん(75)=同市=が企画。クラシックカー愛好家らに呼びかけ、ほぼ5年おきに開催している。

 当日は午前9時に鷲羽山駐車場(同市大畠)をスタート。児島インターから瀬戸中央自動車道に入り、坂出市の坂出北インターで折り返し、与島(同市)を経由。倉敷市児島地区のホテルで懇談会を行う。雨天決行。

 参加費は1万円(同乗者1人5500円、食事代など含む)、同自動車道の通行料は各自負担する。パンツやジャケットなどジーンズを取り入れたファッションで参加する。

 現在、片山さんの愛車・三菱500(62年式)やマツダR360クーペ(同)、英国の「MGA」(58年式)などが参加を予定している。

 新型コロナウイルスの5類移行などで「節目の年に開くことができうれしい」と片山さん。地元のメーカーが、国産デニムを使った「純国産ジーンズ」を国内で初めて発売して50周年となることも踏まえ「多くの人と地場産業の半世紀も盛り上げたい」と話している。

 問い合わせは実行委事務局の片山さん(086―472―1480)。

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