【米ビルボード・アルバム・チャート】ロッド・ウェーブ3作目の首位、オリヴィア・ロドリゴ2位に続く

米フロリダ州のラッパー=ロッド・ウェーブの新作『ノスタルジア』が1位に初登場した、今週の米ビルボード・アルバム・チャート。

2023年9月15日にリリースされた『ノスタルジア』は、昨年の8月に発表した前作『ビューティフル・マインド』から約1年ぶり、5作目のスタジオ・アルバムで、Billboard 200では5作連続、EP『Jupiter's Diary: 7 Day Theory』を含む6作目のTOP10入りと3度目の首位を獲得した。

10位『ゲットー・ゴスペル』(2019年)
2位『Pray 4 Love』(2020年)
1位『ソウルフライ』(2021年)
1位『ビューティフル・マインド』(2022年)
9位『Jupiter's Diary: 7 Day Theory』(2022年)
1位『ノスタルジア』(2023年)

『ノスタルジア』は、今週の集計期間(2023年9月15日~9月21日)にアルバム・ストリーミングが135,000、アルバム・セールスが1,500、トラックによるユニットは500をそれぞれ記録して、累計137,000ユニットを獲得した。

週間ストリーミングは全18曲で1億8,751万回を記録していて、R&B/ヒップホップ・アルバムの初週の記録としては、今年3番目に高い再生数を打ち出している。なお、セールス1,500枚の内訳はデジタル・ダウンロードのみで、現時点ではCDやアナログ盤などのフィジカルはリリースされていない。

先週1位に初登場したオリヴィア・ロドリゴの『ガッツ』は、今週2位にダウン。週間ユニットも、初週の302,000から56%減少の134,000に落ち込んだが、2週目の記録としては高水準を維持している。

3位はザック・ブライアンの『ザック・ブライアン』(79,000ユニット / 17%減少)、4位もモーガン・ウォレンの『ワン・シング・アット・ア・タイム』(76,000ユニット / 3%減少)がそれぞれ同位をキープして、シザの『SOS』(53,000ユニット / 17%増加)が6位から5位、トラヴィス・スコットの『ユートピア』(47,000ユニット / 16%減少)は5位から6位に順位を入れ替えた。

以下、ペソ・プルマの『Génesis』(46,000ユニット / 7%増加)は7位、テイラー・スウィフトの『ミッドナイツ』(42,000ユニット / 1%増加)が8位、モーガン・ウォレンの『デンジャラス:ザ・ダブル・アルバム』(38,000ユニット / 2%減少)も9位をそれぞれキープして、映画『バービー』のサウンドトラック『バービー・ザ・アルバム』(36,000ユニット / 4%減少)が先週の11位から10位に再びTOP10入りした。

Text: 本家 一成

※関連リンク先の米ビルボード・チャートは9月29日以降掲載予定となります。

◎【Billboard 200】トップ10
1位『ノスタルジア』ロッド・ウェーブ
2位『ガッツ』オリヴィア・ロドリゴ
3位『ザック・ブライアン』ザック・ブライアン
4位『ワン・シング・アット・ア・タイム』モーガン・ウォレン
5位『SOS』シザ
6位『ユートピア』トラヴィス・スコット
7位『Génesis』ペソ・プルマ
8位『ミッドナイツ』テイラー・スウィフト
9位『デンジャラス:ザ・ダブル・アルバム』モーガン・ウォレン
10位『バービー・ザ・アルバム』サウンドトラック

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