中上貴晶、ポイント獲得で「日本GPにつながるレースができた」/第13戦インドGP決勝

 ブッダ・インターナショナル・サーキットで開催されている2023年MotoGP第13戦インドGP。9月24日にMotoGPクラスの決勝レースが行われ、中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)は11位で2戦ぶりにポイントを獲得した。

 MotoGP初開催のインドGP。予選15番手を獲得した中上は、アレックス・マルケス(ドゥカティ)、ルカ・マリーニ(ドゥカティ)のふたりが怪我で欠場したため、13番グリッドから決勝レースに挑んだ。

 前日のスプリントを13位で終えたときに、決勝レースの目標はトップ10と語っていた中上。その目標には届かなかったが、10位争いを繰り広げて11位でチェッカーを受けた。

 この日の最高気温は33度。湿度が65%と高く、ライダーにとっては過酷な条件となった。決勝は、当初24ラップを予定していたが、ライダーやタイヤへの影響を考慮して3ラップ減算の21ラップで実施。それでも今季最も厳しいレースとなった。

■LCRホンダ・イデミツ中上貴晶(決勝:11位)
「今日のコンディションはトリッキーでした。レース終盤は気温も上がり、マシンの熱も加わり、呼吸が苦しいほどでした。金曜日は2度の転倒を喫しましたが、今日はマシンのフィーリングもよく、しっかりと仕事ができました。来週の日本GPにつながるレースができたと思います」

中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)/2023MotoGP第13戦インドGP決勝
中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)/2023MotoGP第13戦インドGP決勝
中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)/2023MotoGP第13戦インドGP決勝

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