CSへ向け1軍再昇格か!?11号満塁HRでここ3戦打率.625と打撃好調の大山悠輔と共に躍動する森下翔太に負けじと結果を残したい佐藤輝明級の逸材とは!?

井上広大が11号満塁ホームラン

9月24日、タマスタ筑後で行われたウエスタン・リーグのソフトバンクホークス戦に、「4番・右翼」で先発出場した井上広大は、3打数2安打4打点1HR2四球。11号満塁ホームランを放ち、3試合連続安打を記録。ここ3戦打率.625と打撃好調で、クライマックスシリーズ、日本シリーズへ向け、1軍再昇格へアピールした。

3回、1アウト走者なしの場面で打席に立った井上広大は、ソフトバンクホークス先発の松本晴の2球目140kmストレートを捉え、右中間フェンス直撃のツーベースヒットを放った。

さらに、7回1アウト満塁のチャンスの場面で打席に立つと、井上広大はソフトバンクホークス3番手・泉圭輔の4球目146kmストレートを完璧に捉え、打球はレフトフェンスを越え、防球ネットに突き刺さる11号満塁ホームランとなった。

井上広大は、5月19日に1軍再昇格の森下翔太に代わり、小野寺暖と共に2軍降格となっていた。

2軍でしっかりと自分の打撃を磨き、8月16日の中日ドラゴンズ戦で、6月17日の広島カープ戦以来となる33試合ぶりの一発を放ち、23日のオリックスバファローズ戦から3試合連続安打を記録。27日のソフトバンクホークス戦では2打席連続でツーベースヒットを放ち、8月30日の中日ドラゴンズ戦でもマルチヒットを記録。

9月6日、7日の広島カープ戦では2試合連続マルチヒットを記録し、5連続安打記録を記録し、1軍再昇格へアピールを続けている。

井上広大には1軍復帰を果たし、クライマックスシリーズ、日本シリーズへ向け、さらに調子を上げたい阪神タイガース打線で大山悠輔と共に躍動する森下翔太に負けじと結果を残し、阪神タイガース打線の要に成長してもらいたい。

© 株式会社日本文芸社