腹も心も満たして疾走 本県、宮城・自転車で「グル麺ライド」

黄金色の稲穂や秋の花々とともに各地のご当地麺を楽しんだ参加者=高畠町

 本県の南陽、高畠、宮城県の白石、七ケ宿の2市2町を自転車で周遊し、4種類のご当地麺を食べるイベント「グル麺ライド」が24日、4市町で開かれた。全国各地から集まった約300人が「走っては食べ」を繰り返し、景色などを満喫しながら腹も満たした。

 高畠町を発着点に、七ケ宿町、白石市、南陽市の順番で巡る約110キロのコース。北は青森県、南は沖縄県から参加した参加者たちは、沿道の黄金色に色づく田んぼや秋の花々に目をやりながら疾走。麺は七ケ宿町の休憩所でそば、白石市でうーめん、南陽市でラーメンを食べ、自慢の味とともに交流も楽しんだ。

 ゴールの高畠町ではひっぱりうどんを堪能した。福島県伊達市伏黒、会社員斎藤真一さん(48)は「初めて参加した。うーめんが良かった。最後はおなかいっぱい」と満足そうだった。

 サイクリングを通じて地域の魅力を知ってもらおうと、2市2町の関係者で作る実行委員会が企画し5回目。

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