大石田町長選、庄司中氏が出馬へ 

庄司中氏

 任期満了に伴う大石田町長選(10月31日告示、11月5日投開票)で、前町長の庄司喜與太(きよた)氏の長男で醸造会社社長の庄司中(あたる)氏(45)=大石田丙=が立候補の意思を固めたことが24日、関係者への取材で分かった。現職の村岡藤弥氏(63)=鷹巣=が再選出馬を表明しており、選挙戦の見通しとなった。

 庄司中氏は山形東高、千葉大を卒業後、商社勤務を経て帰郷し、家業を継いだ。一部支援者らに出馬の意向を伝えている。山形新聞の取材に対し「町内の出生数が極端に減っており、危機的な状況。子育て支援を含め、次世代にたすきをつなぐためのまちづくりに力を注ぎたい」と語った。

 同町長選を巡っては、ほかに候補者擁立の動きは見られない。町長選と同じ日程で町議選(定数10)が行われる。

© 株式会社山形新聞社