【今日の日本人メジャーリーガー】鈴木誠也が今日も2安打! 月間MVPも視野に

写真:9月は打率.375と絶好調の鈴木誠也

カブスの鈴木誠也は本拠地最終戦となるロッキーズ戦に「5番・右翼」で先発出場し、3打数2安打1四球。2度ホームを踏むなど攻撃面で存在感を示した。これで鈴木は9月だけに限ると33安打。打率/出塁率/長打率は.375/.434/.727であり、MLB屈指の成績となっている。この状態を維持できれば月間MVPを受賞できる可能性は十分にある。

カブスは4−3で接戦を制し、本拠地最終戦を勝利で飾った。この後はブレーブス、ブリュワーズというそれぞれ西地区、中地区の優勝チームとアウェーで対戦する、最後の難関に直面する。現在カブスはワイルドカード3位で、続くマーリンズとはわずか1ゲーム差。気を許せば逆転を許してしまう厳しい状況にある。プレーオフ進出のためには鈴木の奮起も不可欠だ。さらなる爆発を期待したい。

レッドソックスの吉田正尚はホワイトソックス戦に「4番・DH」で出場し、3打数1安打。連続安打を5試合に伸ばした。試合は雨天の影響で6回裏終了後雨天コールドとなり、チームは無念の敗戦となった。

カージナルスのラーズ・ヌートバーはパドレス戦に「1番・中堅」で先発出場し、2打数1安打。大量ビハインドになったからか、5回裏の守備からベンチに退いた。

チームは2−12で大敗を喫し、88敗目。MLBが162試合制となった1962年以降、カージナルスが88敗以上を喫したのは1980年(88敗)、1997年(89敗)、1976年(90敗)、1990年(92敗)、1978年(93敗)の計5回だけ。歴史上稀に見る「惨敗」というべきシーズンになってしまった。

鈴木誠也(カブス)
対ロッキーズ(○4−3)「5番・右翼」スタメン
【第一打席】 2回裏無死走者なし 四球
【第二打席】 3回裏二死1塁 ライト前ヒット
【第三打席】 6回裏無死走者なし レフトへのツーベースヒット
【第四打席】 7回裏一死1塁 セカンドゴロ
◆今日の成績 3打数2安打1四球
◆今季の成績 打率.283 本塁打20 打点70 盗塁6 出塁率.354 OPS.839

吉田正尚(レッドソックス)
対ホワイトソックス(●2−3)「4番・DH」スタメン

【第一打席】 2回裏無死走者なし センターライナー
【第二打席】 4回裏一死走者なし レフトへのツーベースヒット
【第三打席】 6回裏一死走者なし レフトフライ
◆今日の成績 3打数1安打
◆今季の成績 打率.288 本塁打15 打点71 盗塁8 出塁率.339 OPS.785

ラーズ・ヌートバー(カージナルス)
対パドレス(●2−12)「1番・中堅」スタメン
【第一打席】 1回表無死走者なし ライト前ヒット
【第二打席】 3回表一死走者なし ライトフライ
◆今日の成績 2打数1安打
◆今季の成績 打率.263 本塁打13 打点43 盗塁11 出塁率.367 OPS.787

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