全11匹、新しい家族の元へ 高畠・保護猫の譲渡会

多くの人が訪れた保護猫の譲渡会=高畠町産業振興センター

 保護猫の譲渡会が23日、高畠町産業振興センターで開かれた。家族連れなど大勢の人が訪れ、猫との相性を観察し、自宅で飼えるかどうかを判断する「トライアル」を含め、全11匹の里親が見つかった。

 同町と南陽市が主催し、保護猫の避妊、去勢、里親探しなどを手掛ける「パウズバディ」(南陽市、嶋貫裕香代表)と「えんたね」(寒河江市、沖津由美代表)の共催で開いた。

 訪れた人たちはどういう状況で保護されたかや、家の中で飼った方がいいのかなどを質問していた。里親になることを決めた人に対して、主催者は「責任を持って飼ってほしい」と呼びかけていた。

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