女子単第1シードは昨年2位の専修大・出澤杏佳 女子複は昨年優勝ペアが第1シード<卓球・全日学2023>

<第89回全日本大学総合卓球選手権大会(個人の部) 日程:10月26日~10月28日 場所:石川・いしかわ総合スポーツセンター>

10月26日より行われる第89回全日本大学総合卓球選手権大会(個人の部)、通称全日学のシード選手が9月24日発表された。今回は女子シングルス、ダブルスのシードを紹介する。

第89回全日本大学総合卓球選手権大会(個人の部)とは

全日学とは、各地域ごとの予選を通過した選手のみが参加できる大学生の全国大会だ。毎年6月頃に行われる第89回全日本大学総合卓球選手権大会(団体の部)、通称インカレと並ぶ大学生が重視する全国大会となっている。

昨年は、男子シングルスで田中佑汰(当時・愛知工業大)、女子シングルスで黒野葵衣(当時・早稲田大)、男子ダブルスで岩永宜久(当時・早稲田大)/濵田一輝(早稲田大)、女子ダブルスで谷渡亜美/信田ことみ(愛知工業大)が優勝を果たしている。

第1シードは出澤杏佳(専修大)

図:第1シードのブロックのシード選手/作成:ラリーズ編集部

第1シードには、昨年の決勝で惜しくも3-4で敗れ準優勝に終わった出澤杏佳(専修大)が入った。ユニバーシティゲームズでは、銭天一(チェンティエンイ)、何卓佳(フーズオジャー)と中国選手を下すなど力をつけている出澤が初優勝となるか。

写真:出澤杏佳(専修大)/撮影:ラリーズ編集部

同じブロックには木塚陽菜(神戸松蔭女子学院大学)、枝廣愛(中央大)ら各大学のエース級の選手がシードとして名を連ねている。

写真:木塚陽菜(神戸松蔭女子学院大)/撮影:ラリーズ編集部

第4シードは皆川優香(大阪成蹊大学)

図:第4シードのブロックのシード選手/作成:ラリーズ編集部

昨年ベスト4の皆川優香(大阪成蹊大)が第4シードに入った。2023年の全日本卓球選手権でも一般の部でランク入りを果たしており、今大会も優勝候補の1人だ。

写真:皆川優香(大阪成蹊大)/撮影:ラリーズ編集部

同じブロックには三浦千緋呂(同志社大)、山本愛織(立命館大)、塩屋杏美(神戸松蔭女子学院大)と関西の実力者がシードとして入っている。

写真:塩屋杏美(神戸松蔭女子学院大)/撮影:ラリーズ編集部

第3シードは本井明梨(同志社大)

図:第3シードのブロックのシード選手/作成:ラリーズ編集部

第3シードは、本井明梨(同志社大)となった。ユニバーシティゲームズでは、女子ダブルスで銅メダルを獲得している。昨年はベスト8となった全日学で、表彰台を狙う。

写真:本井明梨(同志社大学)/撮影:ラリーズ編集部

同じブロックには面田采巳(愛知工業大)、小林りんご(青山学院大)、吉松寿莉(中央大)と実力ある1年生がシードとして名を連ねている。

写真:面田采巳(愛知工業大学)/撮影:ラリーズ編集部

第2シードは岡田琴菜(愛知工業大)

図:第2シードのブロックのシード選手/作成:ラリーズ編集部

第2シードは昨年3位の岡田琴菜(愛知工業大)だ。今年のインカレでは単複起用でチームの優勝に貢献。個人戦でも日本一を目指す。

写真:岡田琴菜(愛知工業大)/撮影:ラリーズ編集部

青井さくら(筑波大)、工藤夢(中央大)、船場清華(専修大)、稲吉美沙(日本体育大)ら関東の実力者も揃っており、激戦区となっている。

女子ダブルス第1シードは愛知工業大ペア

図:女子ダブルスのシードペア/作成:ラリーズ編集部

女子ダブルスの第1シードは昨年優勝の谷渡亜美/信田ことみ(愛知工業大)ペアが入った。

写真:谷渡亜美/信田ことみ(愛知工業大学)/撮影:ラリーズ編集部

近くのブロックには出澤杏佳/甲斐萌夏(専修大)、本井明梨/吉井亜紀(同志社大)、稲吉美沙/大槻琴音(日本体育大)と各大学のエースダブルスが入っており、熾烈な戦いが予想される。

文:ラリーズ編集部

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