米韓海軍日本海で合同訓練 イージス艦、北朝鮮けん制

 【ソウル共同】米韓両海軍は25日、日本海上でイージス艦などが参加する合同訓練を開始した。韓国海軍が発表した。27日まで。強固な米韓同盟をアピールし、軍事偵察衛星の発射などを繰り返し核・ミサイル技術を高度化させる北朝鮮をけん制するのが狙い。

 25日には、対潜水艦作戦や海洋射撃訓練を実施した。韓国海軍は「北朝鮮の脅威を効果的に抑止し、防衛体制を一層強める契機となった」と評価し「今後も両海軍は北朝鮮のいかなる挑発にも断固として対応していく」と強調した。

 訓練には、韓国からはイージス駆逐艦「栗谷李珥」や潜水艦、米国からは巡洋艦「ロバート・スモールズ」、イージス駆逐艦「シャウプ」が投入された。

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