【体験レポート】七尾市中島町に誕生した貸別荘『碧凪』で能登の絶景を堪能!

今年7月、七尾市中島町に誕生した『碧凪(あおなぎ)』。誰にも邪魔されずにゆったりとした至福の時間を過ごせる、一日2組限定の知る人ぞ知る貸別荘だ。テーマは、「”泊まる”から”過ごす”」。貸別荘ゆえに接客スタッフはおらず、当然、温泉旅館のようなもてなしもなければ、料理提供もない。しかし、その評判はさっそく県外にまで届き、富裕層を中心に口コミで広がっているという。そうと聞いて興味が湧き、金沢日和編集者である私が実際に体験してみた。

【2棟のプライベート空間】

金沢から車で約1時間半。七尾湾に面した真っ白な建物が悠然と佇む。駐車場から見て右側に「lani-ラニ-」、左側に「kai-カイ-」という棟が独立して建っており、今回は「kai」に宿泊した。入口ドアにはセキュリティキーが備え付けられており、メールで送られてきた暗証番号を入力。誰にも会うことなく部屋に入ることができる。尚、別棟の「lani」とは完全に分離されているので、人目を気にせず自分達だけの時間に浸ることができる。

【窓の外に広がる能登の絶景】

室内に足を踏み入れると、窓の外に広がる能登の絶景に息を呑む。地元生まれ、地元育ちにとって日本海は珍しくない。それでも悠々と広がる海の様子にはなんとも言えない感動を覚える。開放感のあるリビングの窓を開けるとプライベートプールが備え付けられており、まるで七尾湾と繋がっているような感覚に。夕陽が落ちる時間に入ると、その美しさにきっと目を奪われるはずだろうと心が弾む。プールから上がると隣接したジャグジーバスで体を温め直すことも可能。全てリビング・キッチンから視認できる位置にあるので、料理中に子供がどこで遊んでいても安心だ。

【食材・ドリンクは持ち込み自由】

「lani」、「kai」ともに、それぞれにキッチンがあり、備え付けのIHクッキングヒーターで調理できる。調味料や食器類も一通り揃っているので、食材・ドリンクさえ持ち込めばOK。今回は七尾市のスーパーで食材を買い込み、子供達と一緒に調理をしながら「すき焼き」を堪能した。「kai」は、最大8名まで宿泊可能なので、祖父母を交えて親戚で楽しんだり、気の置けない仲間と自分の別荘感覚で楽しんだりもできる。

【絶景が広がる寝室】

寝室はダブルベッドが2つ設置された部屋、布団が4つ敷かれた部屋の2タイプ。後者は、カウンターも設置され、読書をしながらお酒を嗜んだりしても良い。窓の外には能登の星空が広がり、日常では味わえない優雅な時間を過ごすことができた。朝起きると、昨日の表情とは違う絶景が広がっていた。対岸には和倉温泉街が見え、海の香が漂い、自然が奏でる美しい音に身を委ねると、人の五感が満たされる心地良さが感じられた。

【心と五感を満たす至福の時間】

常にスマホとパソコンを持ち歩き、デジタル環境全開の中で働いている私にとって、穏やかな時間は貴重。そこで、今回は、誰にも会わず、デジタルにも触れず、「何もしない」をテーマに過ごしてみた。結果、自然が生み出した絶景という最高のエンタテインメントを体感することができた。温泉旅館でもなく、ホテルでもなく、貸別荘という選択。心と身体をリセットするために、能登の貸別荘『碧凪』に足を運んでみてはいかがだろうか。

■施設概要住所:七尾市中島町瀬嵐ソ216

チェックイン:15:00~20:00

チェックアウト:翌日11:00まで

Mail:resort@aonagi-noto.com

駐車場:あり

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◎lani客室タイプ:一棟貸切最大収容人数:〜6名(セミダブルベッド使用時)ベッド数:シングル×2・セミダブル×2

料金:平日1~2名 29,800円/棟 ※1名追加につき、+5,000円(4歳〜12歳 1人追加につき+4,000円)金、土、祝日前1~2名 39,800円/棟 ※1名追加につき、+5,000円(4歳〜12歳 1人追加につき+4,000円)

◎kai客室タイプ:一軒家貸切最大収容人数:〜8名(ダブルベッド使用時)ベッド数:シングル×4・ダブル×2

料金:平日1~2名 49,800円/棟 ※1名追加につき、+5,000円(4歳〜12歳 1人追加につき+4,000円)金、土、祝日前1~2名 59,800円/棟 ※1名追加につき、+5,000円(4歳〜12歳 1人追加につき+4,000円)

※以上、税別

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