市職員が事務処理怠り保険給付の支払い遅れ 担当者が1人で行っていたため発覚が遅れる

長期入院時の食費の一部が国民健康保険から給付される制度に関し、愛媛県西条市は職員が事務処理を怠ったことにより、去年7月から今年3月までに申請があった15人分の処理をしていなかったと発表しました。

給付額は15人分あわせて5万8650円で、今年7月下旬から担当職員が長期の休みをとるようになったことから別の職員が業務に滞りがないかチェックしたところ発覚しました。
市は該当者に対し、25日時点で連絡がつかない2人を除き事情を説明した上で謝罪していて、来月5日に給付金を振り込むということです。

事務処理は担当者のみで行っていたことから、市は今後担当課長がチェックするなど、業務マニュアルを再整備して、再発防止に努めるとしています。

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