「競艇や競馬などのギャンブルに使った」 顧客の貯金総額2700万円余り横領 JAおちいまばりの30代男性職員を懲戒解雇 同JAでは過去に別の職員が2300万円の横領も(愛媛)

JAおちいまばりは25日、30代男性職員が顧客の貯金総額2700万円余りを横領していたと発表しました。


横領していたのはJAおちいまばりの金融を扱う支店に勤務していた30代の男性職員です。
JAによりますと、男性職員は今年3月から6月にかけ定期貯金を引き出すための伝票に自分で署名するなどの手口で顧客5人の口座から現金を不正に引き出し横領していたということです。
被害総額はおよそ2750万円に上っていて、JAの聞き取りに対し、男性職員は「競艇や競馬などのギャンブルに使った」と話しているということです。

先月、顧客から「出金をお願いしていたが届いていない」などと支店に連絡があり、内部調査を行ったところ横領が発覚しました。

JAおちいまばりはこの男性職員を今月20日付けで懲戒解雇処分にしていて、「被害額の全額弁済を含めて対応するとともに、グループをあげて再発防止策に取り組む」とコメントしています。
JAおちいまばりでは、2020年にも40代の女性職員による親睦会費などあわせておよそ2300万円の横領が発覚していました。

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