「最高の教師」3年D組生徒たちの2年後を描いたオリジナルストーリー「拝啓、大人になる貴方へ」が配信

日本テレビ系連続ドラマ「最高の教師 1年後、私は生徒に■された」(土曜午後10:00)が9月23日の放送で最終回を迎えた。3年D組の生徒たちのその後を描いた、Huluオリジナルストーリー「拝啓、大人になる貴方へ」の前編がHuluで現在配信中。後編は9月30日から配信開始となる。

松岡茉優主演の「最高の教師 1年後、私は生徒に■された」は、完全オリジナル脚本の作品となっており、2019年に同系で放送された「3年A組 -今から皆さんは、人質です-」のプロデューサーと監督が手掛けた、新たな時代の学園ドラマ。卒業式の日に生徒を見送った後、4階から突き落とされてしまった教師・九条里奈(松岡)。最後に見た光景は、制服の袖。「なんで…? 嫌だ! どうして? 誰が? 死にたくない!」と願った瞬間、九条は始業式の日の教室に戻っていた。そして、真相を突き止めるために、生徒と本気で向き合っていく。そして、1年後、ふたたびやってきた“あの卒業式の日”。最後の授業で九条が生徒たちに投げかける魂の言葉の数々は、多くの視聴者の感動と涙で大きな反響を集めた。

オリジナルストーリー「拝啓、大人になる貴方へ」の舞台は、連ドラにおける“衝撃の卒業式”から約2年が経った「20歳の同窓会」。元3年D組の生徒たちは、10月4日、鵜久森叶(芦田愛菜)の命日に毎年同窓会を開くことを決めていた。鳳来高等学校の教室に入ると、彼らの担任教師であった九条から生徒一人一人へ手紙が。そこには、九条からの感謝の言葉が並び、最後に“貴方はどんな大人になりたいですか?”というメッセージが書かれていた。

「返事を、九条先生にビデオメッセージを送ろう!」。九条からの手紙を読んだ生徒たちは、これまで伝えられていなかった九条への感謝と、未来の自分を語り始める。生徒の悲しみや怒りに正面から向き合い、自分の思いを力強く伝え続けた九条。オリジナルストーリーでは、ドラマシリーズの感動がよみがえってくる内容となるのはもちろんのこと、本編では描き切れなかった生徒たちの思いなどが深く心を打つ内容となっている。

「最高の教師 1年後、私は生徒に■された」の魅力は、さまざまな思いを抱えた個性の強い生徒たちと、彼らに向き合う教師・九条の熱い姿勢と言葉。真面目な優等生でありながら、実はクラス全員から“標的”にされる不遇な人生を歩む鵜久森。すべての行動軸において「楽しい」を優先、常に笑みを浮かべているが、その笑顔こそが周りの人間に畏怖を与える相楽琉偉(加藤清史郎)。雑誌で何度もスナップをきられるほどのS級ハイスタイルとハイセンスの持ち主で、父がファッション業界の大物である西野美月(茅島みずき)。さまざまな生徒たちが抱える問題に向き合い、いじめの撲滅に死ぬ気になって取り組んできた九条。そんな九条の姿に、放送中はSNSなどでも「これは子どもたちにも見せるべき」「九条先生の言葉が響いた」「毎話考えさせられる内容」「ぜひ続編を!」といった絶賛の声が続々と寄せられた。

また、卒業式の日に九条を殺害したのは誰なのかというミステリー要素も、多くの視聴者の関心を集め、多くの考察で盛り上がったのも特徴。九条が“一つ世界を変える”たびに運命が二転三転するにつれ、視聴者の考察もよりヒートアップ。「あの時、あの生徒の視線が皆と違う方向を向いていた。その視線の先は…」「そもそもあの生徒はなぜあそこに?」といったものから、タイトルの「私は生徒に■された」の■の部分の漢字についても意見交換が活発になされるなど、非常に多くの視聴者の心をつかんだ作品となった。そんな本編は、Huluで全話見逃し配信されている。

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