四国外からの転入者は“インターネット1年間無料" 移住促進へ伊方町とSTNetが連携 通信事業者と自治体の移住支援は四国では初の取り組み

愛媛県伊方町は移住促進に向け、STNetと連携し、四国外からの転入者を対象にインターネットなどの基本料を最長で1年間、無料にする取り組みを始めることになりました。


伊方町役場で25日、締結式が行われ、高門町長と四国電力グループの情報通信会社、STNetの小林社長が移住、定住の促進に関する協定書にサインしました。

伊方町は、3つの町が合併した2005年におよそ1万3000人だった人口が8100人ほどまで落ち込み、人口減少が深刻になっています。

協定に基づき、四国外から伊方町への転入者に向け、STNetが提供するピカラ光サービスの月額基本料を最長で1年間無料にするなど、両者が地域活性化に協力して取り組みます。

STNetによりますと通信事業者が自治体と連携して移住者支援に取り組むのは、四国では初めてだということです。

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