サンワサプライ、ドラム付き光ファイバHDMIケーブルを発売。8K・4K映像の長距離伝送が可能

サンワサプライ株式会社は、イベント会場での敷設や収納に便利なドラム付きで、8K・4Kの美しい映像を長距離伝送できる光ファイバHDMIケーブル「KM-HD20-UFBDシリーズ」を発売した。希望小売価格はオープン。

KM-HD20-UFBDシリーズは、解像度8K/60Hz、4K/120Hz、伝送速度 48Gbpsに対応したHDMI光ファイバケーブル。一般的なHDMIタイプAコネクタで、HDMIを搭載したDVD、ハードディスク、ブルーレイディスクレコーダー、パソコン本体などとテレビ、ディスプレイ、プロジェクターなどの機器と接続できる。

回転式のドラムが付属しており、敷設や収納するのに便利だ。イベントやセミナー、講義などの長距離で映像を表示させたい環境での活用を想定している。持ち運びに便利な取っ手付き。

8K/60Hzに対応しており、高精細なHDMI信号をそのまま大画面の液晶テレビやディスプレイに出力可能。明暗差を活かした立体感のあるくっきりとした映像を伝送できるHDRに対応している。

また、色域規格BT.2020対応なので、規格上ほぼ100%の色彩を再現するという。

従来のケーブルでは実現できなかった長距離での使用が可能な光ファイバを採用しており、離れた出力機器へ品質を落とさずに通信できる。映像信号と音声信号の高速伝送だけでなく、HEC対応で100Mbpsのイーサネット信号の双方向通信が可能だ。

デジタル音声をテレビなどの表示機器からAVアンプなどの出力機器へ伝送できるARC(オーディオリターンチャンネル)に対応。その他にも、高音質デジタル音声信号(マルチチャンネルサラウンド)やHDCP 2.2に対応している。

長さのバリエーションとして、長さ30m「KM-HD20-UFBD30」・50m「KM-HD20-UFBD50」・100m「KM-HD20-UFBD100」の3種類、使用環境に応じて選べる。

仕様

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