9月22日放送の「中居正広の金スマスペシャル」（TBS系）で、中居正広さんが俳優の原田芳雄さんについて語り注目を集めました。
（画像：時事）
■江口洋介が影響を受けた俳優は原田芳雄
今回は映画「沈黙の艦隊」で共演する大沢たかおさん・玉木宏さん・江口洋介さん・笹野高史さんをゲストに招き、「同業さんいらっしゃい！」と題した新企画を実施。
凄いと思った影響を受けた俳優を聞くと、江口さんが名前をあげたのは「竜馬暗殺」「ツィゴイネルワイゼン」などの作品で知られる原田芳雄さん。
中居さんも原田さんとは「ブラザーズ」「砂の器」で共演していました。
2011年に肺炎で亡くなった原田さんの懐かしい映像が流れると中居さんも思わず「好きだったな、芳雄さんね」と呟きます。
原田さんとは4作品で共演し、息子でギタリストの原田喧太さんともバンドを組むなど親しい間柄だったという江口さん。
江口さんは「一人の役者というよりは、近く思ってくれていたんでしょうね、深いことも色々…。現場に行っても、台詞の上に自分の心情を書き込んでいるわけですよね。それも尋常じゃない量で見ると」と、原田さんの台本を見て驚いたそう。
撮影現場で自身の台本を見せるよう求められた江口さん。
自身の台本を見せると、原田さんは「真っ白じゃねえか！お前、浅えなあ！」とダメ出しされたようで、会う度に「浅えなあ！」と言われていたという江口さん。
「また、芳雄さん一緒だよ。プレッシャーだな…って」と、原田さんとの思い出を振り返ります。
それでも、江口さんは「もっと世の中を見て、世の中で自分が感じたことを役に投入するんだよ…みたいな。こういうことを言う人いなかったなと思って。それで芳雄さんの昔の作品を見ると、言っている意味が分かるっていうか。もちろん今は時代が違うから、今そのスタイルがいいか分からないけど、そういう熱さみたいなもの、個人的なものをすごく見せてくれたっていう方でしたね」と、原田さんから役に向き合う姿勢を学んだことを明かしました。
■原田芳雄、子供から呼び捨てされていた？
そして、中居さんは「息子さんとかね『お父さん』とか『パパ』とか呼ばなくてね『芳雄』って呼ぶんですよ子供が…。『おい芳雄！』って、俺は誰が芳雄さんを呼んでんのかなと思って。何か飯食ってる時があったのかなそういう時があったのかな。そういう時に『ちょっと芳雄』ってまた違う人が芳雄さんのこと『芳雄』って呼んでんのね。俺は誰が芳雄って呼んでると思ったら子供達が小さい頃から下の名前で、芳雄って呼ぶんだと思って」と、原田さんと子供達とのエピソードを紹介。
話を聞いた江口さんは「親父とかお父さんって言われると、お前お父さんになっちゃうぞっていうことを意識したらしいですよ、自分で。『パパ』っつったらパパになっちゃうんだよっつって。だから『芳雄』って呼べって」と、原田さんが呼び捨てされていた理由を明かします。
原田さんは俳優の大先輩ということもあって中居さんが「（名前で呼ぶ）勇気ないよ」と話すと、江口さんも「なかなか言えないよね」と共感しました。
今回の放送にはネット上で「原田芳雄さんを見るワイプの中居くんのお顔が優しいお顔でした」「原田芳雄さんとは中居くんも思い出あるよね」「中居さん、原田芳雄さん好きだったよね。中居くん温泉に出てくれた時の芳雄さんが優しくて驚いたの覚えてる」などのコメントが上がっています。
中居さんや江口さんが“さん付け”で呼んでいる原田さんを、子供達は「芳雄！」と呼び捨てにしていたエピソードは面白いですね。
【番組情報】
中居正広の金曜日のスマイルたちへ
https://tver.jp/episodes/epj1neai1k
（文：かんだがわのぞみ／編：おとなカワイイwebマガジンCOCONUTS編集部）
