日本の家具および家庭用家具の小売り会社であるニトリホールディングス株式会社は９月２１日、香港で初のニトリ旗艦店のオープニングセレモニーを開催した。ニトリの事業を強化するための事業拡大計画の一環として、２２日から正式に営業を開始した。旗艦店は九龍湾の大型ショッピングモールMegaBox内にあり、面積は約2万平方フィート。ニトリ香港株式会社のゼネラルマネージャー、杉浦栄氏によると、ソファやダイニングテーブル、椅子からワードローブ、寝具、カトラリーなどに至るまで、5500点以上の家具や日用品が陳列されている。同社は香港の顧客にさらなる利便性を提供するためにオンラインストアも運営している。
杉浦氏は「ニトリは全世界で約1000店舗を展開しており、豊かな住まいの基盤を国際社会に提供することを約束する。当社はアジア地域での成長を加速させたいと考えている。香港は世界の最も重要な都市の一つである」と語った。さらに「香港は長年にわたりアジア有数の観光地の一つであり、多くの洗練された海外からの観光客や本土からの観光客がこの都市に集まります。香港はニトリの製品を世界に紹介するのに理想的な場所であり、ニトリのブランド認知度を引き続き高めていきます」と付け加えた。インベスト香港のマーケティング責任者エディス・ウォン氏は同日、香港のニトリ旗艦店のオープン式典に出席。ウォン氏は「香港には傑出した物流インフラ、マーケティング人材の強力なプール、地元客と訪問客の両方が数多くおり、小売りブランドが世界的に展開するのに最適な場所となっている。ニトリの今後の成長を祈っている」と語った。 1967年に日本の北海道で創業したニトリは、大型家具から小さな家庭用アクセサリーまで、幅広い家庭用品を最高の品質と競争力のある価格で提供している。現在、日本国内に793店舗、中国本土、台湾、マレーシア、シンガポールに142店舗、全世界で935店舗を展開している。
