相模原の70代夫婦、息子装う男らに1295万円詐欺被害 「書類や財布入ったかばん置き忘れた」とうそ電話

相模原警察署

 相模原署は25日、相模原市中央区に住む70代夫婦が、息子を装う男らに現金計1295万円をだまし取られたと発表した。

 署によると、夫婦宅に19~20日、息子を名乗る男らから「駅のトイレで会社の書類や財布などが入ったかばんを置き忘れた」「書類を置き忘れたことで会社に損失を出してしまった。キャッシュカードがないので、お金を用意してほしい」などとうその電話があった。同市南区の路上で夫と妻が計3回にわたり、いずれも息子の部下を装った男に現金を手渡した。

© 株式会社神奈川新聞社