背中に違和感で途中交代のライスは軽傷、週末のボーンマス戦にも出場可能か? 来週にはシティとの大一番控える

[写真:Getty Images]

アーセナルのイングランド代表MFデクラン・ライスだが、大きなケガではなかったようだ。

今夏ウェストハムからクラブレコードとなる移籍金最大1億500万ポンド(約190億円)で加入したライス。開幕からアーセナルの中盤に君臨していた。

すでにチームにフィットし、ミケル・アルテタ監督の求めるサッカーにもフィット。アンカーとしてプレーを続けていた。

しかし、24日に行われたプレミアリーグ第6節のトッテナムとのノースロンドン・ダービーでは、ハーフタイムで交代。大一番での交代は負傷が疑われていた中、アルテタ監督は「背中に違和感があったみたいだ。前半に調子が悪いと言ってもいた」と試合後に明かしていた。

長期離脱となればすでにガーナ代表MFトーマス・パルティも離脱しているアーセナルにとって痛手となるところだったが、どうやら大きな問題にはならないようだ。

イギリス『スカイ・スポーツ』や『BBC』によれば、25日に検査を受けたライスは重傷ではなかったとのこと。27日のカラバオ・カップ(EFLカップ)のブレントフォード戦はプレーしないものの、30日のボーンマス戦には出場できるという。

また、軽い筋肉の問題でトッテナム戦を負傷欠場したベルギー代表FWレアンドロ・トロサールも復帰予定とのことだ。

ライス、トロサール共に、週末までに様子を見て再び検査を受けるとのこと。ライスは依然として背中に違和感があるとされており、状態をしっかりと見極めることになりそうだ。

アーセナルは10月8日にマンチェスター・シティとの大一番を控えており、大事をとってシティ戦に備えるという見方もあるとのこと。いずれにしても、大きなケガではなかったようだ。

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