最悪のシーズンスタートとなったチェルシー、昨季は暫定監督も務めたサルトールACと契約解除

[写真:Getty Images]

今シーズンも開幕から大きく出遅れてしまったチェルシーが、裏方の人事異動でテコ入れを図ったようだ。イギリス『スカイ・スポーツ』が伝えた。

マウリシオ・ポチェッティーノ監督を招へいしたチェルシー。今夏も選手補強を敢行し、失意に終わった昨シーズンからの巻き返しを図った。

しかし、プレミアリーグでは開幕6試合を終えて1勝2分け3敗。ヨーロッパでの戦いがない中でも調子は上向かず、3試合連続ノーゴールという悲惨な状況だ。

1978年以来という最悪のシーズンを送っている中、アシスタントコーチのブルーノ・サルトール氏がチームを去ることとなったという。

サルトール氏は、ちょうど1年ほど前にブライトン&ホーヴ・アルビオンから引き抜いたグレアム・ポッター元監督のアシスタントとして共にチェルシーに加入。しかし、そのポッター監督が途中解任されると、フランク・ランパード氏が暫定指揮官に就任するまでの間、指揮を執っていた。

『スカイ・スポーツ』によれば、2年契約を解除することで合意したとのことだ。

多くの選手を抱えながらも、結果が全く伴わない状況。元イングランド代表DFで解説者のギャリー・ネビル氏も「チェルシーで何が起きているのかは謎だ」とコメントするなど、低迷ぶりの理由が見えてこない状況。コーチ陣をテコ入れて変化が起こるのか、注目が集まる。

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