iRobotが最新モデルと新OSを発表

一般家庭向け掃除ロボット市場の有力企業であるiRobotは、「iRobot OS 7.0」の導入に伴い、「Dirt Detective機能」や「スマートスクラブ機能」といった新機能を搭載した2つの革新的なモデルを発表しました。

iRobotが今回発表した新型フラッグシップ製品は、掃除&水拭きロボット「Roomba Combo j9+」と掃除ロボット「Roomba j9+」です。

Roomba Combo j9+には、給水からゴミ捨て、充電まで全自動で可能な多機能クリーンベースが付属しています。また、パッドリフティング機能により、カーペットが敷かれた床面を検出すると、モップを持ち上げてカーペットを濡らすのを防ぎます。

iRobotの最高製品責任者であるBarry Schliesmann氏は、iRobot OS 7.0が提供するインテリジェンスとその製品範囲の拡大を強調しました。これらの新しい2-in-1ロボットは、細かいホコリから頑固な汚れに至るまで、様々な表面の清掃に優れていると同時に、ユーザーの住宅にシームレスにフィットするように設計されています。

よくある落とし穴への対処


iRobotは、敷物の汚れ、行き詰まり、学習能力の限界等、現実の使用シーンで掃除ロボットが直面するであろう一般的な落とし穴に対処することを優先しました。Roomba Combo j9+とRoomba j9+は、強化されたエンジニアリングとインテリジェントなソフトウェアを使用して、これらの問題に正面から取り組むように設計されました。

掃除&水拭きロボット Roomba Combo j9+

iRobot OS 7.0


iRobot OS 7.0では、ユーザーの習慣、住宅、季節等の変化に基づいてパーソナライズされた掃除体験が導入されています。Dirt Detective機能は、履歴データに基づいて掃除を自動化し、汚れの多い部屋を優先し、それに応じて設定を調整します。清潔度を評価するマップは部屋ごとの綺麗さを表示し、汚れた部屋の優先順位付けは最も頻繁に使用されるスペースに焦点を当てて効果的な清掃を保証します。

iRobot OS 7.0のもう1つの新機能であるスマートスクラブを使用すると、Roomba Combo j9+及びRoomba Combo j7+のユーザーは、詳細なスクラブ機能で特定の部屋をターゲットに設定し、より徹底的な掃除を行うことが出来るようになります。

掃除&水拭きロボット Roomba Combo j5+

2-in-1ロボット


今回iRobotが拡大する2-in-1ロボットの商品展開には、掃除機と水拭きの両方の機能を備え、多用途な清掃モードを提供する「Roomba Combo j5+」と「Roomba Combo i5+」も含まれています。

AmazonによるiRobot買収が規制当局の監視下にあり、独占禁止法にあたる可能性があるという懸念に関して、連邦取引委員会(FTC)と欧州連合(EU)による調査を受けていることにも言及しておく必要があるかもしれません。これらの課題に直面しているにも関わらず、iRobotは掃除ロボット市場に提案する掃除ロボットのイノベーションと強化を続けています。

価格


掃除機&床拭きロボットRoomba Combo j9+: 199,800円
ロボット掃除機 Roomba j9+: 139,800円
掃除機&床拭きロボット Roomba Combo j5+: 799.99ドル(日本未発表)
掃除機&床拭きロボット Roomba Combo i5+: 549.99ドル(日本未発表)

この記事は、編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。

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