在米キューバ大使館に火炎瓶 「テロ攻撃」と大統領が非難

 【サンパウロ共同】米首都ワシントンにある在米キューバ大使館に24日夜、何者かが火炎瓶2本を投げ込んだ。キューバ国営メディアなどが報じた。ディアスカネル大統領は「テロ攻撃」とX(旧ツイッター)で非難した。人的被害はなかった。大使館の壁などに被害が出たという。

 ロドリゲス外相も「このようなことが繰り返されないよう(外交官や公館の安全を定めた)ウィーン条約にのっとった米当局の措置を期待する」とXで強調した。

 同大使館では、2020年4月にも男が銃弾約30発を撃ち込む事件があった。米国にはキューバの反体制派や亡命者らが多く暮らす。

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