栃木県議会質問戦2日目 "有事における対策を" 緊急一時避難所の追加指定急ぐ

 栃木県議会通常会議で25日、弾道ミサイルなどの有事の際に県民の命を守るために緊急避難できる施設など県の備えについての質問が出されました。

 これは、とちぎ自民党議員会の佐藤晴彦議員が質問を行ったものです。渡辺順一危機管理防災局長は、県や市町の公共施設などを中心にこれまでも学校などを緊急一時避難施設として指定を行ってきましたが、今後は、さらに国の庁舎や民間の施設も加えて対象施設の点検を行い、できる限り早期に地下施設も含め追加指定できるよう取り組む考えを示しました。

 そのほか、県民クラブの池上正美議員からは、県が今年(2023年)12月末までに方向性を示す予定の第三期県立高等学校再編計画について、地元地域などから出された意見について問われ、県教育委員会の阿久澤真理教育長は、出された意見や要望の主旨を精査したうえで検討を進め、考えを地域の関係者などに丁寧に説明するなど理解を得る努力を重ねる考えを示しました。

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