内閣参与に鴨下一郎元環境相 創薬、認知症対策で助言

鴨下一郎氏

 松野博一官房長官は26日の記者会見で、自民党の元衆院議員で心療内科医の鴨下一郎元環境相を同日付で内閣官房参与に任命したと発表した。「健康・医療戦略、特に創薬や認知症に関して助言する参与として適任だと岸田文雄首相が判断した」と説明した。

 鴨下氏は1993年の衆院選で日本新党から初当選。自民党で厚生労働副大臣、環境相、党国対委員長を歴任した。衆院議員を9期務め、石破茂元幹事長の側近として知られた。2021年衆院選に出馬せず引退した。

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