胸を包丁で…兄を殺害した罪の男「全て間違っている」 裁判員裁判で起訴内容 否認

胸を包丁で突き刺すなどして兄を殺害した罪に問われている男の裁判員裁判で被告の男は起訴内容を否認しました。

被告の男は2021年4月尾道市内の自宅やその周辺で殺意をもって兄の胸部などを

刃渡り約27cmの包丁で突き刺すなどして殺害した罪に問われています。

25日の初公判で被告の男は「すべて間違っている」などと起訴内容を否認しました。

検察は「自宅で見つかった包丁には兄弟の血痕が付いている。

強固な殺意に基づく悪質な犯行」などと指摘。

弁護側は「事件当日に兄と口論になり被告が持っていた包丁を取られそうになった。

正当防衛が成立する」などと無罪を主張しました。

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