プロバスケットボールBリーグは25日、都内で2023-24シーズンの開幕前記者会見「ティップオフカンファレンス」を開き、B1全24チームの主将らが意気込みを語った。2季ぶりの王座奪還を狙う宇都宮ブレックスからは田臥勇太(たぶせゆうた)主将が出席し、「選手とファンが一体となって、激しく熱く戦っていきたい」と誓った。
今季のB1は10月5日、前季王者の琉球とB2を制して昇格した佐賀のカードで開幕。ブレックスは同7日、宇都宮市の日環アリーナ栃木に群馬を迎え撃つ。
沖縄市などで開催されたワールドカップ(W杯)で日本代表として活躍した富樫勇樹(とがしゆうき)(千葉J)、河村勇輝(かわむらゆうき)(横浜BC)、吉井裕鷹(よしいひろたか)(A東京)らも顔をそろえ、河村は「たくさんの人たちにバスケの魅力を知ってもらえた。Bリーグでもそれを表現していきたい」と力を込めた。
今季は昨季に続き8チームずつの3地区制で争われ、26年から始まる新リーグ構想「B.革新」の審査対象シーズン。島田慎二(しまだしんじ)チェアマンは「どのチームにとっても重要なシーズンになる」と強調した。