ミラン中盤の要となっていたクルニッチが1カ月離脱か… 負傷していた守備陣3人は順調に回復

[写真:Getty Images]

ミランのボスニア・ヘルツェゴヴィナ代表MFラデ・クルニッチはしばらく戦線離脱するようだ。イタリア『スカイ・スポーツ』が報じた。

今シーズンは[4-3-3]のアンカーとして開幕から先発出場が続いていたクルニッチ。しかし、23日に行われたセリエA第5節エラス・ヴェローナ戦で負傷交代し、状態が危惧されていた。

検査の結果、クルニッチは右ハムストリングを損傷していることが判明したとのこと。10日後に再検査を行うようだが、少なくとも1カ月の離脱が見込まれており、10月の代表ウィーク前の復帰はないと考えられている。

そのため、第6節カリアリ戦から第8節ジェノア戦、さらにはその間に行われるチャンピオンズリーグ(CL)・ドルトムント戦の欠場が確実視されている。代表ウィーク明けの第9節ユベントス戦での復帰が目標となっているようだ。

一方、ヴェローナ戦を負傷により欠場したフランス代表DFテオ・エルナンデスとフランス代表GKマイク・メニャンはチームの全体練習に復帰。テオ・エルナンデスは27日のカリアリ戦に先発出場すると予想されているが、メニャンに関してはもう少し様子を見るようで、30日のラツィオ戦で復帰する可能性があるという。

また、同様にヴェローナ戦を欠場していた元イタリア代表DFダビデ・カラブリアは個人トレーニングを行い、こちらも復帰が近づいているとのこと。クルニッチの離脱は痛手だが、守備陣はベストの状態に戻りつつある。

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