東証、午前終値は3万2379円 米利上げ長期化懸念し反落

東京証券取引所

 26日午前の東京株式市場の日経平均株価(225種)は反落し、前日終値から一時300円超下げた。米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げ長期化による景気後退への警戒感が重しとなった。

 午前終値は前日終値比298円77銭安の3万2379円85銭。東証株価指数(TOPIX)は11.69ポイント安の2373.81。

 電気機器や輸送用機器関連銘柄の値下がりが目立った。岸田文雄首相は物価高対応や半導体などへの投資支援といった経済対策を10月中に取りまとめる方針を打ち出しているが、証券関係者は「市場の反応は限定的だった」と話した。

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