「相棒 season22」初回拡大SPに栗山千明が出演。特命係は危険すぎる潜入捜査へ!

テレビ朝日系では10月18日から「相棒 season22」(水曜午後9:00)がスタート。その幕開けを飾る初回拡大スペシャルの放送にメインゲストとして、栗山千明が出演することが分かった。

2000年にスペシャルドラマとしてスタートし、濃密で骨太なミステリーと魅力的な人間模様で圧倒的な支持を受けてきた「相棒」。前作「相棒 season21」で、警視庁特命係・杉下右京(水谷)の初代“相棒”亀山薫(寺脇)との約14年ぶりのコンビ復活が大きな話題を呼び、初回拡大スペシャルでは個人9.8%、世帯17.3%という高視聴率を獲得した。また、今年1月25日には放送400回も突破するなど、その勢いはとどまることを知らない。

「相棒 season22」初回拡大スペシャルで栗山が演じるのは、薫の妻・美和子(鈴木砂羽)が料理教室で知り合った上原阿佐子。彼女は、右京が“和製ホームズ”といわれていることを知ると、婚約者でフリー記者の牧村克実(市川知宏)が2週間前から行方不明であることを打ち明け、彼の行方を捜してほしいと頼んでくる。しかし、右京と薫が捜査を始めると、彼の仕事先では誰もが口裏を合わせたかのように「そんな人間は知らない」と返答するのだった。その後、右京たち一行は手掛かりを求めて、彼が出入りしていたと思われるレストランを訪問。その店は1年前に「微笑みの楽園」という宗教団体の信奉者が起こした爆弾テロの被害を受けていた。

一方、その頃、伊丹憲一(川原和久)たち捜査一課は、男性が自宅マンションから転落死した事件の捜査に当たっていたが、被害者は「微笑みの楽園」の信奉者で、10年前に警察や政治家を狙った大規模なテロ事件を起こした男の兄であることを突き止めていた。

失踪と転落死という二つの事件は不気味に重なっていき、特命係は危険すぎる潜入捜査に乗り出すことになる。

聡明さと行動力を併せ持った阿佐子は、婚約者の行方を知るためには危険も顧みず突き進み、右京から「危なっかしいですねえ」と苦笑される場面も。そんなキャラクターについて、栗山は「突っ走ってしまう強引さも憎めない、そんな阿佐子になっていればいいなと思います」と明かす。

今回「相棒」シリーズ初出演ということで、最初は緊張したという栗山だが「水谷さんや寺脇さんにご配慮いただき、安心して参加することができました。ふいに歌われた水谷さんに合わせて寺脇さんもハミングをしたり…。本番以外の時間でもお二人は“相棒”でした。スタッフ・キャストの皆さま、お一人お一人が“チーム相棒”なんだという思いがひしひしと伝わってくる現場でした」と、撮影現場の雰囲気を体感しての感想も語った。

そして、「私が演じます阿佐子が、「相棒」ファンの方に受け入れていただけたら幸いです。『初回拡大スペシャル』にふさわしい、見応えのあるストーリーになっています。ぜひご覧ください」と視聴者へのメッセージを寄せた。

栗山が扮(ふん)する阿佐子の婚約者・牧村は、なぜ姿を消したのか? つながっていく10年前のテロ事件と1年前の爆弾テロ。背後に見え隠れする怪しい宗教団体との関係は!? いくつもの謎が連鎖し緊迫のミステリーが展開していく「相棒 season22」初回拡大スペシャルに注目だ。

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