「ウソ婚」菊池風磨、長濱ねるらがクランクアップ。今夜いよいよ最終回

フジテレビ系連続ドラマ「ウソ婚」(火曜午後11:00=関西テレビ制作)が本日9月26日に最終回を迎える。このたび、撮影を終えた主演の菊池風磨をはじめ、共演の長濱ねる、渡辺翔太、トリンドル玲奈、黒羽麻璃央のコメントが到着した。

「ウソ婚」は、時名きうい氏による同名漫画が原作。電子版と紙版を合わせて累計450万部を突破し、主要電子書店にて続々と1位を獲得している人気作だ。菊池が、女性にモテまくり、自ら立ち上げた「夏目設計事務所」の社長・夏目匠を演じ、長濱は、匠が思いを寄せる幼なじみで、職なし・家なし・金なしのヒロイン・千堂八重に扮(ふん)している。そんな2人によるうそから始まるラブコメディー。うそから始まった匠と八重の恋は、本当の愛となる日が来るのか!?

「本当に、自由にやらせていただいて、本当にこのままでいいのかというぐらい楽しくやらせてもらっていて…。ふたを開けたら結構カットされているんですけど(笑)」と撮影を振り返った菊池は、「皆さんのたゆまぬ努力のおかげで“『ウソ婚見ているよ!”“面白いよ!”と言ってもらえています。菊池と仕事できてよかったなと思ってもらえるよう、これからもさらに頑張りたいと思いますので、また皆さん、シーズン2を…」と言いかけるとスタッフから笑いが起きる。すると「失笑なの? そこは『お~!』でしょ(笑)」と菊池も笑いつつ、「また皆さんとお仕事ができますよう頑張ります。本当にありがとうございました!」と感謝した。

菊池に先駆けてクランクアップした長濱は、「2カ月間『大丈夫か?』と不安を感じさせることが多かったと思いますが、皆さんの懐が深くて、見捨てないでくださったおかげでここまで八重として過ごすことができました」とあいさつし、「皆さんと過ごした期間が今後の人生にとって、大きな大きな財産。一緒に作品を作り上げることができてうれしいです。そして、個人的にはセカンドシーズンを期待しているので、また皆さんにお会いしたいです」と、菊池同様に続編への意欲を見せた。

また、菊池と共にクランクアップした渡辺は、ブルーローズの花束が贈られ、菊池とトリンドル玲奈から花言葉を聞かれると「夢かなう!」と、ドラマ役柄でもあったガーデンデザイナーとして学んだ知識を披露。また、制作発表で渡辺自身が“人見知り”と話していたことに関して、菊池が「人見知り度合いはどうなりました?」とイジると、「ちょっとね、人見知りも抜けてきましたよ!」と話し、現場を和ませた。

そして「僕、渡辺としては、レギュラー出演のドラマがかなり久しぶりだったので、自分でもどうなるかなと思っていたんですけど、本当にいい人ばかりの現場だったので、2カ月間楽しく過ごすことができました。また皆さんとお仕事ができるように精進しますので、これからもよろしくお願いします。そして、ありがとうございました!」と締めくくった。

トリンドルは「みんなのキャラクターがそれぞれ魅力的で、こんなにたくさんの方にドラマを見ていただいているのは現場の一人一人の力が合わさってのことだと思うので、本当に本当に皆さんとできてよかったなと思います。現場が本当に楽しかったです!」と思いを伝えた。

黒羽も「自分自身、大事な30歳を作品とともに迎えられ、最高の夏であり、すてきな思い出になりました」と感慨深げで、演じた吉田健斗について「彼のズバッと言えてしまう性格、柔らかさの中にも強さがある人柄を演じて気持ちよかったです。僕も幼なじみとの関係をこれから大切にしたいなと思わせていただけました」とコメント。続けて「さぁ、最終回! たっくん(菊池が演じる匠)と八重はどうなるのか! そして健斗にも注目して最後までお楽しみください」とアピールした。

最終回。匠のマンションを出た八重は、匠との約束を破り、紗智(中村ゆりか)に自分たちの結婚がうそだと教えたことを後悔していた。そしてそれこそが、匠に別れを切り出された理由だと思い込み、自分を責める八重に、健斗はあることを告げる。一方で、行方が分からなかった匠と会った健斗は、八重の本当の気持ちに気付くどころか、いまだに「八重の王子様はお前だ」と言い張る匠に、「俺はずっとたっくんになりたかった」と本音を吐露。どこか匠を挑発するように、八重を赴任先のアフリカへ連れて行くと宣言する。それはつまり、八重が健斗と結婚するということだ。その上、進藤将暉(渡辺)の計らいで、2人は匠が設計した結婚式場で2日後に挙式するという。迎えた結婚式当日、八重が幼い頃に描いた王子様とお姫様の絵を見つめていた匠は…。

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