【アストロズ５－１マリナーズ】＠Ｔ－モバイル・パーク
熾烈な優勝争いが続くア・リーグ西地区では、今日から２位アストロズと３位マリナーズの直接対決３連戦がスタート。その初戦はアストロズ先発のジャスティン・バーランダーが８回までマリナーズ打線を２安打に封じる快投を見せ、チームを勝利に導いた。バーランダーは９回途中３安打１失点で12勝目（８敗）をマーク。マリナーズ先発のルイス・カスティーヨは６回８安打５失点で８敗目（14勝）を喫した。
首位レンジャーズを追いかけるために両チームとも負けられない一戦は、２回表にアストロズ打線がつながり、マウリシオ・デュボンのタイムリー、マーティン・マルドナードのタイムリー二塁打、ホセ・アブレイユのタイムリーで３点を先制。３回表にヨーダン・アルバレスが30号ソロ、６回表にはカイル・タッカーが29号ソロを放ち、リードを５点に広げた。
バーランダーは２回裏に三者三振を奪い、３回裏には一死満塁のピンチでフリオ・ロドリゲスをショートゴロ併殺打に仕留めて無失点。４回裏に再び三者三振を奪うなど、４回から８回まで５イニング連続三者凡退とマリナーズ打線を全く寄せ付けなかった。９回裏先頭のジョシュ・ロハスに二塁打を許して降板し、２番手のブライアン・アブレイユがロドリゲスの犠飛で１点を返されたが、５対１で勝利。昨季王者アストロズが重要な３連戦の初戦を制した。
首位レンジャーズはエンゼルスを相手にリードしており、このままレンジャーズが勝利した場合、レンジャーズとマリナーズのゲーム差は４に拡大する。マリナーズはレンジャーズとの直接対決４連戦を残しているものの、すでに直接対決の負け越しが決まっているため、ゲーム差が４になった時点で自力優勝は消滅。これによって、レンジャーズには地区優勝へのマジックナンバー「４」が点灯することになる。
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