インテル、今季4戦3発のレッチェFWクルストビッチに関心…アウシリオSDが視察

[写真:Getty Images]

インテルがレッチェのモンテネグロ代表FWニコラ・クルストビッチ(23)に関心を寄せ始めたようだ。イタリア『カルチョメルカート』が伝えている。

クルストビッチはモンテネグロ代表で不動の地位を築きつつあるストライカー。母国でプロデビュー後、隣国セルビアのツルヴェナ・ズヴェズダを経て、昨シーズンまでスロバキアのドゥナイスカー・ストレダでプレーし、レッチェには今季のセリエA開幕直前に加入した。

第2節フィオレンティーナ戦の72分に新天地デビューを果たすと、投入直後の75分にいきなり初ゴールをマーク。第3節からはスタメンとなり、第4節まで3試合連続ゴールを叩き出すなど、開幕5試合無敗と好調のレッチェをけん引する存在となっている。

インテルはスポーツ・ディレクター(SD)のピエロ・アウシリオ氏がクルストビッチをさっそくリストアップ。今夏加入したオーストリア代表FWマルコ・アルナウトビッチが2カ月程度の離脱となり、回復具合によっては来年1月の移籍市場でクルストビッチにアタックするというプランを持っているという。

ユベントスやローマ、そしてレッチェで活躍した元モンテネグロ代表FWミルコ・ヴチニッチ氏もレッチェ加入に一役買ったとされるクルストビッチ。レッチェが支払った移籍金は総額450万ユーロ(約7億円)で、将来の高値での売却を見据えつつも、来年1月に手放すつもりはないという。

それでもインテルはアクションを開始済み。アウシリオSDが17日に行われたモンツァvsレッチェへ足を運び、クルストビッチのプレーを自らの目でチェックしたとのこと。開始3分でPKを沈める様子もその目に焼き付け、レッチェの関係者にも何らかのアプローチをかけたと見られている。

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