MEGUMI 「泣きながらお弁当食べる」カフェオーナーとしての苦悩と魅力とは?

クレジットカードブランドの中小店舗経営者支援に関するイベントが行われ、俳優でありカフェのオーナーでもあるMEGUMIが登壇。起業に関する経験談や経営の魅力を語った。

約7年前に石川県金沢市にパンケーキカフェをオープンしたMEGUMI。当時を振り返って「自分で起業する時って本当に不安で、泣きながらお弁当食べるみたいな、それぐらい追いつめられるんですよね。大きいお金も使ったりするし」と、奮闘した過去を明かした。

昔ながらの古民家が立ち並ぶ人気の観光地にかまえた店舗で季節のフルーツや金箔(きんぱく)をあしらったこだわりの創作パンケーキを提供するMEGUMIだが、オープン当初は苦労が多かったという。「東京だと、“それ面白そうだからやろうよ”っていう時間軸が早いんです。石川の方たちは美しい街を守っている方々なので、すごく熟考されて石橋をたたいてたたいて、やったり、やらなかったりする感じなんです。その土地の方たちのペース、マインドに寄り添うことが最初はわからなかったのですごく戸惑いました。だからこそ学びとか、お店にどんどん愛着がわいていく部分もあるし」と、現在も新しい発見や学びが絶えないと語った。

そんな中でMEGUMIが大切にしているコンセプトについて、「“場”というのをすごく大事にしていて、人と人がコミュニケーションして良いものが生まれたりとか、新しいことをやってみようかなと思ったり、そういう場所にしたいという思いで始めたんですね。座禅を組んだりお花のレッスンしたり、地元のステキな方たちに教えてもらうワークショップも結構やってたりして、そこでまたコミュニケーションが生まれたりするのを見ているとこちらもうれしいですし」と、カフェを通して人が触れ合えるさまざまな試みに挑戦しているという。

店舗経営について語るMEGUMI

最後に、起業しようとしている方へメッセージを求められ、「今の仕事以外にこんなことをやりたかったんだよなとか、小さい時からこんな夢があったんだよなみたいなことを規模は小さくていいと思うのでやっていくことで違う学びとか、新しい自分のアイデンティティを発揮できたりとか、そうなるとより豊かな人生になると思います」と語った。

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