バイエルンのドイツ代表GKマヌエル・ノイアーの復帰がまた遅れているようだ。ドイツ『ビルト』が伝えた。
ノイアーは、カタール・ワールドカップ(W杯)でもドイツ代表の正守護神としてプレー。しかし、その後のスキー旅行中に大腿部を骨折する事故を起こし、長期離脱を余儀なくされている。
負傷を受けて緊急補強したスイス代表GKヤン・ゾマーは今夏インテルへと移籍。ただ、ノイアーの復帰は遅れており、未だにピッチには立っていない。
トレーニングには復帰しているノイアーだったが、本来であれば今週からファーストチームの全体練習に戻る予定だった。トーマス・トゥヘル監督も14日に「彼はすでに長い道のりを歩んできた。来週からGKのトレーニングを再開し、再来週にはチームのトレーニングに戻る計画だ」と語っていた。
しかし、今週に入ってもファーストチームのトレーニングにノイアーの姿はなし。ただ、トレーニングは継続し、アカデミーの選手や個人トレーニングを行っていたという。
どうやらトレーニングにいない理由は違和感があるとのこと。トゥヘル監督は「ケガとは言えない。不快感があるようだ。ふくらはぎが痛いようだ」と語っており、「ジャンプの技術や筋肉の収縮とは関係ない。単に違和感があるだけだ」とし、万全はないというだけにようだ。
なお、バイエルンは26日にプロイセン・ミュンスターとDFBポカール1回戦で対戦。守護神は今季から加入したイスラエル代表GKダニエル・ペレツがデビューを果たすことになるようだ。