日本時間9月27日、MLBではダブルヘッダー含む16試合が予定されている。
カブスの鈴木誠也は今日からリーグ最高勝率ブレーブスとの大一番がスタート。カブスは初戦にエースのジャスティン・スティールを投入し勝利を誓う。ブレーブス先発はゴロ系右腕のブライス・エルダー。9月絶好調の鈴木のバットにかかる期待は大きい。
そのカブスとワイルドカードを争うダイヤモンドバックス、マーリンズ、レッズはいずれも勝率5割未満のチームとのカードがスタートする。現在ワイルドカード3位（勝敗でダイヤモンドバックスと並んでいるがタイブレーカーの関係上3位）のカブスにとっては厳しい状況だが、格上相手に勝ち越したい。
ア・リーグ西地区の優勝争いは、レンジャーズとアストロズが勝利し、マリナーズが4連敗。レンジャーズには地区優勝へのマジック4が点灯した。
エンゼルスと対戦するレンジャーズは、明日の先発がコディ・ブラッドフォード。対するエンゼルスの先発はリード・デトマーズとマッチアップとしては厳しいかもしれないが、絶好調の打線がチームを勝利に導くか。
前日はジャスティン・バーランダーの快投に助けられたアストロズは、クリスチャン・ハビアーが先発。マリナーズはジョージ・カービーを立て、好マッチアップが実現する。レンジャーズから4ゲーム差のマリナーズはもうこれ以上離されることは許されない。明日の試合は正念場になる。
カージナルスのラーズ・ヌートバーはブルワーズと敵地で対戦。ブルワーズは地区優勝へのマジックを1としており、本拠地で優勝を決める可能性が高くなっている。カージナルスは意地を見せられるか。
ア・リーグ東地区の優勝争いでは、藤浪晋太郎所属のオリオールズがマジックを3としている。オリオールズは最下位ナショナルズと、2位レイズは明日から吉田正尚所属のレッドソックスとの対戦がスタートする。吉田は調子を上げてきており、オリオールズを追撃したいレイズにとっては厄介な相手になりそう。
明日のロイヤルズ対タイガースでは、ザック・グレインキーが先発する。グレインキーは来年以降の去就を明らかにしていないが、これが現役最終登板となる可能性も頭に入れたほうがいいだろう。少なくとも、明日がグレインキーとミゲル・カブレラの現役最後の対決になることは間違いない。00年代～10年代を代表する両雄は直接対決では43打数で打率.302とカブレラに分がある。
日本時間9月27日の対戦予定は以下の通り。（時間は全て日本時間）
4:10 ドジャース＠ロッキーズ（ダブルヘッダー）
7:10 レッズ＠ガーディアンズ
7:35 ナショナルズ＠オリオールズ 【藤浪晋太郎所属】【SPOTVNOW】
7:40 ロイヤルズ＠タイガース
7:40 パイレーツ＠フィリーズ
8:07 ヤンキース＠ブルージェイズ 【SPOTVNOW】
8:10 レイズ＠レッドソックス 【吉田正尚所属】【SPOTVNOW】
8:10 マーリンズ＠メッツ
8:20 カブス＠ブレーブス 【鈴木誠也所属】【SPOTVNOW】
8:40 アスレチックス＠ツインズ 【前田健太所属】【SPOTVNOW】
8:40 ダイヤモンドバックス＠ホワイトソックス
8:40 カージナルス＠ブルワーズ
10:38 レンジャーズ＠エンゼルス
10:45 パドレス＠ジャイアンツ
11:05 アストロズ＠マリナーズ 【SPOTVNOW】
