Blustream、4×2 4K HDMIマトリックススイッチャー発売。多彩な制御方法に対応

株式会社エーディテクノは、Blustream社の4x2 4K HDMIマトリックススイッチャー(型番:CMX42AB)を2023年10月6日に発売する。市場想定価格は税込60,500円。

CMX42ABは、最大18Gbps(4K60Hz 4:4:4) HDMI信号に対応する4入力2出力HDMIマトリックススイッチャー。EDIDエミュレータ機能を搭載し、全ての入力を同一EDIDに設定または個別に設定が可能。複数の異なる映像フォーマット出力に対応したソースを接続する場合でも、本機に任意EDIDを設定することで送出するソース毎で発生しうるディスプレイでの表示トラブルを防止する。

また、オーディオ信号のディエンベデッド機能を搭載しており、ソースからのデジタル・アナログオーディオ信号を他の音響機器への送出が可能だ。

CMX42AB正面

各入出力端子の切り替えや設定は、本体フロントパネルに搭載したボタンや付属のIRリモコン以外に、シリアル(RS-232)通信経由でサードパーティーコントロールシステムと統合できる。

それぞれのHDMI端子に割り当てられたIR入出力端子に、付属のIR送信ケーブル・IR受信ケーブルを接続することで、ディスプレイ側からソース側へIR信号を伝送してソース機器の制御が可能で、環境に応じた制御方法を構築できる。

CMX42AB背面

また、Blustream製品はソース切り替え用のRS-232コマンドが統一されている。シリアル(RS-232)通信コマンドパススルー機能を搭載した、4x4 USB 3.0 KVMマトリックス(型番:MX44KVM)と接続して、HDMIとUSB3.0信号を同時に制御可能なKVM(Keyboard、Video、Mouse)システムを構築できる。

CMX42ABはシンプルなインターフェイスでありながら多彩な制御方法に対応。入力端子ごとにEDID設定が可能なため、デジタルサイネージ、会議室、病院、教室、セキュリティやコントロール室の監視用などの常設設備に最適だとしている。

主な特長

  • HDMI入力 4系統出力 2系統
  • 最大解像度4K60Hz 4:4:4対応
  • HDRを含むHDMI2.0(18Gbps)対応
  • HDCP2.2準拠
  • EDIDエミュレータ機能搭載
  • HDMIオーディオフォーマット対応(Dolby/DTS)
  • オーディオディエンベデッド機能(アナログ/デジタル同時出力)
  • 多様な制御方法|本体ボタン、IR信号、RS-232
  • RS-232コマンドパススルー機能でUSBマトリックス(型番:MX44KVM)と連携可能

HDMI入力4系統、出力2系統の制御

最大4つの18Gbps(4K60Hz 4:4:4)までのHDMI信号を、最大2つの任意の出力端子へ切り替え出力できる。

RS-232コマンドパススルー機能でUSBマトリックス(型番:MX44KVM)と連携可能

Blustream製品のソース切り替え用RS-232制御コマンドは統一しているため、同機のシリアル(RS-232)通信コマンドパススルー機能で、USBマトリック (型番:MX44KVM)と連動可能だ。USB3.0信号とHDMI信号を同時に切り替え可能なKVM(Keyboard、Video、Mouse)簡易システムを構築可能。

製品仕様

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