浜松基地周辺で化学物質「PFAS」検出 新たに10地点で指針値超えを確認(浜松市)

航空自衛隊浜松基地周辺の川や水路で、化学物質「PFAS」が国の指針値を上回る濃度で検出された問題で、浜松市は新たに、10地点の地下水で指針値超えを確認したと発表しました。

これは、有害性が指摘されている有機フッ素化合物「PFAS」が、航空自衛隊浜松基地周辺の川や水路など、6つの地点で、国の暫定の指針値を上回る値が検出されたものです。最も濃度が高い地点では、指針値を28倍上回っていました。浜松市は41地点の井戸で地下水の追加調査をした結果、新たに10地点で指針値を超えていたと発表しました。中野市長は「基地に近い場所で数値が高い傾向がある。不安解消のためしっかり調査していく」と話しました。また、市によりますと、浜松基地は基地内の井戸水の水質調査に着手したということです。

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