山崎育三郎が「おじゃる丸」に25年ぶりに登場! 星野の17歳の姿に声を吹き込み「とても感慨深かった」

山崎育三郎が、NHK Eテレで10月2日放送のアニメ「おじゃる丸」(月曜午前6:40)に声優としてゲスト出演する。

「おじゃる丸」は、今から1000年前、ヘイアンチョウの妖精界で、「エンマ大王のシャク」を手に入れた妖精貴族のお子さま・坂ノ上おじゃる丸(声・西村ちなみ)が、現代の月光町で巻き起こすゆかいな騒動を描いた人気アニメ。声優デビューした当時「おじゃる丸」に登場する宇宙人・星野を演じていた山崎が、かつて自身が演じた星野の17歳の姿、“星野セブンティーン”の声優を担当した。

月光町に現れた渋めなイケメン(声・山崎育三郎)。あまりのオーラに、思わずトミー(声・小柳基)が名前を尋ねると、彼は「ホシノ」と名乗り、タイムマシンに乗って今の月光町へやって来たのだと言う。やりとりをこっそり見ていた星野(声・三瓶由布子)は、このイケメンが未来の自分だと気付く。これだけかっこいいなら、おじゃる丸にもスマートに『チキュウくれ』って言えるはず。未来の自分に期待する星野だったが…。

山崎は「『おじゃる丸』第1シリーズで星野役として声優をやらせていただいて以来、再び成長した星野くんとして帰ってくることになりました。大地丙太郎監督やスタッフの皆さんとの再会は感動的で、変わらない収録ブースはとても感慨深かったです。現在、星野役を演じる三瓶由布子さんには『星野ボイス』のアドバイスをいただきながら、懐かしい『おじゃる丸』の現場を楽しむことができました」と収録を振り返り、「現在エンディングソングも担当させていただき、声優デビューした『おじゃる丸』との深い縁を感じています。変声期前から25年が経ち、どんな星野くんが登場するかぜひご覧ください。僕自身もオンエアを楽しみにしています」とアピールしている。

大地監督は「元祖・星野ボイス、山崎育三郎くんが帰って来た。しかも、現・星野役の三瓶由布子さんとの共演は夢のようでした。育三郎くんが三瓶さんから星野ボイスのアドバイスをもらっているところは、音響監督から『元はあなたが作った声ですよ』とツッコまれ、現場で大笑いに。一つの作品を長く続けていると、こんな楽しいことが起こるのだな~としみじみ思いました」とエピソードを明かし、「エンディング曲の『千年トラベラー』は、のんきな本編が終わると軽快なリズムに乗った育三郎くんの、星野ボイスじゃない甘く澄んだ歌声で心地よく締めてくれていて、流れるアニメーションの映像も含めてとても気に入っています。さて、星野と星野。どんなヘンテコなお話になっているか、ぜひ楽しんでください」とメッセージを寄せている。

© 株式会社東京ニュース通信社