伊勢湾台風の上陸から64年 死者・行方不明者が1851人に上った名古屋市で慰霊祭

伊勢湾台風が東海地方に大きな被害をもたらしてから64年経った9月26日、名古屋で慰霊祭が行われました。

この慰霊祭は伊勢湾台風の犠牲者を悼んで毎年、名古屋市が開いているものです。

1959年に紀伊半島に上陸した伊勢湾台風では、愛知県と三重県を中心に5000人を超える犠牲者が出ました。

名古屋市も市内の約3分の1が浸水し、死者・行方不明者は1851人に上りました。

64回目となった慰霊祭には河村たかし市長や市の職員らが出席し、慰霊碑の前に花を手向けました。

(名古屋市 河村たかし市長)
「悲しい思いで亡くなった、お子さんもたくさんいる。今幸せな暮らしができることに、ありがとうという気持ちを持つようにしないといけない」

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